2026-11-03
乳頭の位置を一度チェックしてみてください|胸のたるみか、くぼみ胸か
乳頭の位置と乳房下縁の関係から、胸のたるみとくぼみ胸を見分ける方法を紹介します。段階ごとの手術方法の違いや、生活でたるみを遅らせるポイントもまとめました。

ご自身の胸が垂れていると思い、胸のたるみのご相談にいらっしゃる方は多いのですが、実際に乳頭の位置を確認してみると、たるみではなく、上胸部だけがくぼんで見える「くぼみ胸」のケースがかなり多くあります。
逆に「ちょっと下がった程度だろう」と軽く考えていたのに、乳房挙上術が必要な段階まで進行していた方もいらっしゃいます。
問題は、この二つで手術の方法がまったく異なるという点です。
私の胸はたるみ胸なのか、くぼみ胸なのか?
自宅で30秒あれば確認できる基準をまとめました。

1. 胸のたるみのセルフチェック、何を見ればいいのでしょうか?
たるみを判断する核心的な基準は、乳頭の位置と乳房下縁との関係です。
乳房下縁とは、胸が肋骨の方へと折れ込む自然なラインのことです。鏡の前にまっすぐ立ち、胸の下で折れ込んでいる部分を見ると見つけられます。
次に、乳頭がこの下縁と比べてどの位置にあるかを見ます。
ステップ1:乳頭が下縁より明らかに上にある場合
たるみではなく、くぼみ胸です。上胸部のボリュームが落ち込んでいるために垂れて見えている可能性があり、この段階では挙上術ではなく、バストインプラントでボリュームを補うだけで、持ち上がったような効果が期待できます。
ステップ2:乳頭が下縁とほぼ同じ高さまで下がっている場合
軽いたるみが始まった段階です。
ステップ3:乳頭が下縁より1〜3cm以上下に下がっている場合
ボリュームを補うだけでは限界があるため、胸を持ち上げる挙上術も併せて検討する段階です。
鏡の前で一度確認してみてください。ご自身が想像していたのとは違う結果になる方が多いのです。

2. たるみの段階ごとに、手術方法はどう違うのでしょうか?
くぼみ胸は、インプラントで空いた部分を埋めると胸が再び膨らみ、自然と持ち上がったような印象になります。傷跡の負担が最も少ない方法です。
では、軽いたるみの場合はどうでしょうか?
乳頭の位置をわずかに調整するだけで済む軽いたるみには、乳輪のラインに沿って切開する方法が用いられます。傷跡は乳輪の境界線に隠れるため、時間が経つと比較的目立ちにくくなります。
乳頭を確実に上へ移動させる必要がある段階では、乳輪の下に縦の切開線が加えられたり、乳房下縁まで伸びる切開が必要になる場合があります。傷跡が残りやすいという負担はありますが、見た目の変化の幅が大きい方法でもあります。
ここで大切な点があります。「傷跡が嫌なので、小さい切開でお願いします」というご要望が、必ずしも正しい選択とは限らないということです。
たるみの程度に比べて軽い方法を選ぶと結果が十分に出ず、逆に軽いたるみに大きな切開を入れると、必要のない傷跡が残ってしまいます。
まとめると、ご自身の状態に合った方法を正しく選ぶことが何より大切です。
3. 胸のたるみは、生活の中でどう遅らせられるのでしょうか?
たるみを遅らせるための生活管理は、次の四つです。
一つ目は、急激なダイエットを避けることです。1か月に5〜6kgずつ落とすダイエットは、胸にとって最も良くありません。体重が減るスピードに、皮膚が縮む速さが追いつけないからです。
最近は、ダイエット注射で短期間に痩せてはリバウンドを繰り返す方に、たるみの悩みが大きく増えています。
1か月に1〜2kg程度でゆっくり落とすことが、胸だけでなく体全体のラインにも良い影響を与えます。
二つ目は、運動するときにスポーツブラを着用することです。ランニングのように胸が上下に揺れる運動では、しっかりサポートするスポーツブラが欠かせません。揺れが積み重なると、胸を支える組織に負担がたまるからです。
もともとバストが大きい方や、インプラント手術を受けた方は、さらに注意が必要です。
三つ目は、ナイトブラを活用することです。横向きで寝る方は、胸が片側に寄ったり押されたりする時間が1日6〜8時間ずつ積み重なります。軽めのナイトブラだけでも、この負担を減らすのに役立ちます。着ける場合も、やわらかい締め付けのものを選ぶのがよいでしょう。

乳頭の位置から見る胸のたるみ、この二つだけ覚えておいてください。
一つ目は、乳頭が下縁より明らかに上にある場合、たるみではなくくぼみ胸の可能性があるということです。
二つ目は、手術方法は傷跡の大きさではなく、たるみの段階に合わせて決めるということです。
手術前に確認すべきこと
1) 乳頭と下縁の位置を実際に測定し、ご自身のたるみが何段階なのかを説明してくれるか
2) 傷跡が少ない方法と、結果が確実な方法の違いを隠さず説明してくれるか
3) 希望する切開が自分の段階に合わない場合、その理由を説明してくれるか
胸の施術を主に行う形成外科の専門医であれば、挙上術が必要かどうかを乳頭位置の測定値をもとに説明すべきです。
本記事は正しい医療情報の提供を目的として、韓国医療法第56条を遵守して作成したものです。
すべての施術・手術は個人によって大小さまざまな副作用が起こる可能性があるため、医療スタッフと十分にご相談のうえ、慎重にご判断ください。
よくある質問
胸のたるみかくぼみ胸か、自宅で確認できますか?
はい、鏡の前でまっすぐ立ち、乳房下縁と乳頭の位置を比べることで確認できます。乳頭が下縁より明らかに上にある場合は、たるみというより上胸部のボリュームが落ち込んだくぼみ胸の可能性があります。
乳頭の位置で、たるみの段階はどのように分けられますか?
乳頭が下縁より明らかに上にある場合はくぼみ胸、下縁とほぼ同じ高さなら軽いたるみ、下縁より1〜3cm以上下なら挙上術を検討する段階として分けています。これはたるみの段階を見分けるためのセルフチェック基準であり、最終的な判断は医療スタッフによる測定と相談を通じて行われるべきものです。
胸のたるみの手術は、段階によって方法が異なりますか?
はい、たるみの段階によって手術方法は変わります。くぼみ胸にはインプラントで空いた部分を埋める方法が用いられ、軽いたるみは乳輪のラインに沿って切開する方法が使われます。乳頭を確実に上へ移動させる必要がある段階では、乳輪の下の縦の切開や、乳房下縁まで続く切開が必要な場合もあります。
傷跡が少ない手術だけを選べばいいのでしょうか?
いいえ、傷跡の大きさよりも、たるみの段階に合った方法を選ぶことが大切です。たるみの程度に比べて軽い方法を選ぶと結果が十分に出ないことがあり、軽いたるみに大きな切開を入れると、必要のない傷跡が残ることがあります。
たるみを遅らせるには、生活の中で何に気をつければいいですか?
生活面では、急激なダイエットを控えること、運動時にスポーツブラを着用すること、ナイトブラを活用することなどが紹介されています。1か月に5〜6kgずつ落とすダイエットは胸にとって最も良くなく、1か月に1〜2kg程度でゆっくり落とすことが、胸と体全体のラインに良いとされています。
手術前には何を確認すればいいですか?
乳頭と下縁の位置を実際に測定し、たるみの段階を説明してくれるかを確認するとよいでしょう。あわせて、傷跡が少ない方法と結果が確実な方法の違いを隠さず説明してくれるか、希望する切開が段階に合わないときにその理由を教えてくれるかも見てみてください。