2026-10-02
豊胸手術後に母乳育児は問題なく可能ですか?<20年のキャリアを持つ医師の回答>
豊胸手術を受けても母乳育児には問題ありません。20年のキャリアを持つ専門医が、解剖学的構造をもとに乳腺組織と挿入層が完全に分離されている理由と、将来の授乳を考慮した安全な手術計画の立て方をわかりやすく解説します。授乳への影響やシリコンの混入リスクなど、よくある疑問にもお答えします。


こんにちは。
アモラタ整形外科代表院長のハン・スンボムです。
私は20年間にわたり、胸の整形のみを
専門に執刀してまいりました。
カウンセリングをしていると、長年コンプレックスとして
ストレスを抱えてこられたにもかかわらず、
手術台に上がることを最後まで
ためらってしまう方がいらっしゃいます。
その中でも最も大きな割合を占める
現実的な悩みがまさに、
「出産後の母乳育児(授乳)」の問題です。
「シリコンバッグで胸がいっぱいになると、母乳の通り道を塞いでしまいませんか?」「万が一、シリコンバッグ内のシリコンのような体に良くない物質が母乳に混ざり出たりしたらどうしよう?」
将来生まれてくる赤ちゃんのことを考えるプレママであれば、
このような不安を抱くのはあまりにも当然のことです。
実際に、この漠然とした恐怖心から
手術を諦めて帰られる方々をお見かけすると、
医師として本当に心苦しい気持ちになります。

結論から明確にお伝えします。
胸の手術を受けても、
母乳育児には何の問題もありません。
これは単に患者様を
安心させるための気休めではありません。
今から私たちの体の解剖学的な構造を通じて、
なぜ豊胸手術後も母乳育児が可能なのか、
その理由をご説明いたします。
1. 母乳が作られる「工場」とシリコンバッグが入る「部屋」は完全に分離されています。

胸の手術後でも母乳育児が
安全である理由を知るためには、
母乳がどこで作られ、
どのように出るのかをまず知っていただく必要があります。
母乳は胸全体から
湧き出ているわけではありません。
胸の内部には、母乳を作り出す工場である
「乳腺組織」があり、
作られた母乳が排出される通路である
「乳管」が存在します。
豊胸手術を行う際、
私たちが挿入するシリコンバッグは、
まさにこの「母乳工場(乳腺組織)」を
徹底的に避けた非常に深い位置に
配置されます。
私たちの体をひとつの建物に例えてみましょう。
母乳が作られる乳腺組織が
「地上1階」だとすれば、
シリコンバッグが入る空間は、
大胸筋や筋膜という
強固な床を通り抜けて下りた「地下1階」にあたります。
手術時、シリコンバッグは
必ず乳腺組織の下に配置されます。

「デュアルプレーン(大胸筋下)」方式で手術を行えば、
分厚い筋肉が乳腺とシリコンバッグの間を
遮断してくれます。
「筋膜下」方式で進めても、
人体で最も強靭な組織の一つである筋膜が
シリコンバッグを乳腺から隔離します。
さらに、私たちの体が自ら作り出す
強力な防御膜である「被膜」が加わります。
シリコンバッグが体内に入ると、
私たちの体はそれを包み込む
固有の被膜組織を形成し、
シリコンバッグを完全に独立した部屋に閉じ込めてしまいます。

つまり、患者様が最も心配される
「シリコンが母乳に混ざる状況」が発生するためには、
次の3つの奇跡(?)のような条件が
同時に満たされなければなりません。
1) 強靭なシリコンバッグの外膜が
完全に破裂しなければならず、
2) シリコンバッグをしっかりと包み込んでいる
分厚い被膜が破れなければならず、
3) その漏れ出た内容物が
筋肉や筋膜を突き破って
乳腺組織へと逆流する
「通路」がなければなりません。
解剖学的にこのようなことが
起こる可能性は極めて低いです。
徹底して遮蔽された
独立した2つの空間が存在するため、
シリコンバッグが母乳の生成や分泌に
与える影響はほぼ皆無と言えます。
2. 本当に重要なのは「自分に合った安全な手術計画」を立てることです。

医学的にこれほど安全であると
いくら説明されても、
ご自身の体に直接施す手術である以上、
不安が残ることもあるかと思います。
そのため、手術を決心された場合に
最も注意していただきたい点が一つあります。
それは、ネット上の噂や
知人の口コミに流されて
「特定の手術方法」に固執しないことです。
オンラインコミュニティを見ると、
以下のような情報が溢れています。
「母乳育児をするなら、
絶対に脇の切開を選ばなければならない」
「〇〇のシリコンバッグを使えば乳腺が傷つきにくい」
しかし、胸の手術において
「母乳育児にだけ特別に効果的な万能薬のような
たった一つの方法」というものは存在しません^^;;
人によって胸郭の大きさ、皮膚の厚み、
乳腺組織の量、筋肉の発達度合いが
すべて異なるからです。


重要なのは、自分の体の状態に
負担がかからない
「オーダーメイドの手法」を見つけることです。
私自身も妊娠のご予定がある方がカウンセリングに来られた際は、
そのような背景を最優先に考慮します。
将来的な胸の膨張と収縮のプロセスまで見据え、
乳腺組織の損傷を0%近くまで
抑えられる切開部位を検討し、
シリコンバッグが入る最適な位置を
慎重にデザインします。
他人が良いと言う方法ではなく、
丁寧な超音波検査と
深みのあるカウンセリングを通じて、
「ご自身の体型と将来の計画にとって
最も安全な方法」を決定することこそが、
手術を成功に導く本当の鍵となります。

現在、胸の整形を強く望みながらも、
将来の出産や授乳の心配から
お一人で思い悩んでいらっしゃるなら、
ためらわずに
経験豊富な専門医のもとを訪れ、
直接診断を受けてみてください。
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アモラタ整形外科 |
代表電話 02-522-0955 ソウル市瑞草区瑞草大路78キル28、 スクエアキューブ3階 |
本投稿は正しい医療情報の提供を目的とし、
アモラタ整形外科が医療法第56条を遵守して
直接作成した文章です。
すべての施術・手術は個人によって
大小さまざまな副作用が生じる可能性がありますので、
医療陣と十分にご相談の上、慎重にご判断ください。
よくある質問
豊胸手術を受けた後でも母乳育児は可能ですか?
はい、何の問題もなく母乳育児が可能です。母乳が作られる乳腺組織とシリコンバッグが挿入される空間は、筋肉や筋膜を隔てて層自体が完全に分かれているため、乳腺の機能に影響を与えることはありません。
シリコンバッグ内のシリコンが母乳に混ざる危険性はありませんか?
いいえ、シリコンが母乳に混ざり出る危険性はほとんどありません。体内でシリコンバッグは厚い被膜に包まれて隔離され、さらに筋肉や強靭な筋膜が乳腺組織との間を遮断しているため、内容物が乳腺へ移行することは極めて困難です。
シリコンバッグが母乳の排出される乳管を塞ぐことはありませんか?
はい、乳管を塞ぐ可能性は極めて低いです。豊胸手術においてシリコンバッグは乳腺組織や乳管を避け、大胸筋下のデュアルプレーンや筋膜下の深い空間に挿入されるため、母乳の生成や排出の経路を妨げることはありません。
母乳育児のためには必ず特定の切開法を選ぶ必要がありますか?
いいえ、母乳育児のために絶対的に決まった唯一の手術法というものはありません。人によって胸郭の大きさ、乳腺組織の量、皮膚の厚みなどが異なるため、超音波検査やカウンセリングを通じて個人に最も安全な切開部位や挿入位置を決定することが大切です。